ごめんね画材たち(昇天)

昔貰った祖母の画材箱、部屋の隅にしまいこんで、すっかり忘れてたのを数年ぶりに開いたら、絵の具が憐れなことになっていた。オイルもないし、固まって使えない色ばかりで、画材に対して非常に申し訳ない気持ちで一杯。本当にごめんね。ごめん。
部屋を片付けてた時に、一度だけ描いて諦めたキャンバスもでてきたので、絵の具を捨てる前に子供書き(筆つかうのは躊躇われたので指で)をしてみた。


なにもかもが中途半端…。
一体どれだけのものを無駄にしてるんだろう、あたし…。
クソヤローだ。


画材だけじゃない、写真関係の道具もだ!


はー…。
(これじゃ、溜息じゃなくて駄目息だ)


芸術を愛してはいるけど意味がわからん。


クーラーの効いた部屋に油の香りが広がっている。
ごめん。本当にごめん。