続・記憶のカケラ---
その昔「音楽がなきゃ生きていけない」と、思ってた。
唯一の糧だった。
その特別な何かに癒着していた私は壊死してしまった。
今の私は、音楽と私とが全く別々の独立したモノとして存在している。
好きな音楽があっても、それは私とは全く別のモノ。
ただの自由運動(科学的な)。
完全じゃないし永遠に過程だし、だから傷は今でも痛むけど。
行きつ戻りつ存在してゆく。
楽しいじゃないか。
だって感じることが生きること、なんだし。
きっと、それらは、生きるためのモノではなく楽しむためのモノとして在るんだ。